主な著作

【書籍】上野加代子, 2022.01.
『児童虐待リスクーー構築される子育て標準家族』生活書院児童虐待リスクーー構築される子育て標準家族
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【内容】
子どもの命を救うのか、否か。私たちに迫る二者択一の主張には問題がないのだろうか。
差別や偏見に繋がりかねないリスク要因を数え上げ、子どもを家庭から引き離す政策を維持するのか。社会保障や福祉サービスを整備し、家族に貼り付けられた「虐待リスク」を社会の責任で確実に減らしていくのか。私たちはどちらのタイプの社会を選ぶべきか。
【書籍】上野加代子, 2011.12.
『国境を越えるアジアの家事労働者――女性たちの生活戦略』世界思想社『国境を越えるアジアの家事労働者――女性たちの生活戦略』
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【内容】
国家・エージェンシー・雇用者の収奪と抑圧に抗して、悩みながらも、したたかに、軽やかに。
シンガポールで働くインドネシア・フィリピン女性を中心に、人生を切り開くために奮闘を続ける姿を、10年にわたる調査から鮮やかに描き出す。
【書籍】落合 恵美子, 上野 加代子, 関泰子 編著, 2011.
“21ST CENTURY ASIAN FAMILY”( 『21世紀アジア家族』タイ語改訂版 )
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【内容】
アジア各地の家族と人々の暮らしの変化を比較研究することを目的とした共同研究「アジア諸社会におけるジェンダーの比較研究」をまとめる際のこぼれ話や研究員たちの心の動きを綴った一冊。タイ語改訂版。チュラロコン大学出版会刊行。
【書籍】上野 加代子 編著, 山野 良一, リーロイ・H・ペルトン, 村田 泰子, 美馬 達哉, 2006.
『児童虐待のポリティクス―「こころ」の問題から「社会」の問題へ』明石書店
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【内容】
心の病としての児童虐待の議論や、SOSキャッチ・通報奨励の政策によって、みえにくくなってしまった児童虐待問題の社会経済的側面、そしてジェンダーや社会統制の側面に焦点を当てる。
【書籍】落合 恵美子, 上野 加代子 編著, 2006.
『21世紀アジア家族』明石書店
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【内容】
アジア各地の家族と人々の暮らしの変化を比較研究することを目的とした共同研究「アジア諸社会におけるジェンダーの比較研究」をまとめる際のこぼれ話や研究員たちの心の動きを綴った一冊。『京都新聞』連載に加筆。
【書籍】上野 加代子、鈴木 崇之、小木曽 宏、野村 知二 編著, 2002.
『児童虐待時代の福祉臨床学―子ども家庭福祉のフィールドワーク』明石書店
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【内容】
児童虐待の発見・介入型システムから、子どもと家族の生活をサポートし、児童虐待そのものをなくす子ども家庭福祉の体制へ-。
子ども家庭福祉の歴史を紹介し、児童相談所、児童養護施設等の現場の課題を考える。
【書籍】上野 加代子, 野村 知二, 2003.
『“児童虐待”の構築―捕獲される家族』世界思想社
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【内容】
虐待の深刻化。子育てのできない母親。今、家庭が危ない。
児童虐待モラル・パニックのなかで張りめぐらされようとしている予防の投網が、だれをターゲットとし、どのような社会をもたらそうとしているのか批判的に解読する。
【翻訳】中河伸俊, 上野加代子, 足立佳美共訳,2003.03,
L..マーゴリン著『ソーシャルワークの社会構築 ―優しさの名のもとに』(Leslie Margolin, 1997, Under the Cover of Kindness: Invention of Social Work, Charlottesville: University Press of Virginia, 翻訳), 明石書店.
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【内容】
1890代から現在に至るアメリカのソーシャルワークの歴史を、基本的時代、積極的時代、エンパワーする時代の3つに分け、具体的な事例からソーシャルワークの2つの矛盾「援助と調査」を自明化してきた過程を分析、改めてソーシャルワークとは何かを問う。
【書籍】上野 加代子, 1996.11.
『児童虐待の社会学』世界思想社
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【内容】
アイデンティティ・家族・社会統制。今、児童虐待が社会問題の一つとして私たちの前に提示されようとしているのはなぜか。
日米の議論の展開を追い、児童虐待問題の今日的な成立を、フーコーから読み解く。