女性の国際移動科研

アジア女性の国際移動:家事・介護労働と国際結婚において
2007年4月1日~2009年3月31日

近年、女性自らが労働者として単身で国境を越える現象が注目されている。
なかでも1990年代中頃から、家庭、病院、施設などでのケアワークについて、グローバル経済論やジェンダー論の枠組から議論されてきた。しかし、これらの研究は各国でのフィールド研究が主であり、アジア全体を繋ぐ研究はこれからである。 アジアにおける家事介護労働者の主立った受け入れ国と送り出し国の双方においてまた、国際結婚も国際移動力の女性化現象の重要な部分を占めている。

本研究においては、2006年度より、「アジア女性の国際移動:家事・介護労働と国際結婚」と題して、家事・介護労働と結婚の両方をみることで、従来の研究では見落とされがちであった両者の連続性を検討してきた。

kaken-Website

シンガポールのNGO女性シェルターにおける外国人家庭内家事・介護労働者調査
Quesvtionnaire Survey on Migrant Domestic Workers in Singapore - H.O.M.E  Shelter Residents

Summary

Data

日本社会学会上野加代子 トランスナショナル化するライフコース ― アジアの外国人家事労働者の調査から

日時:2009年10月12日
場所:立教大学

発表要旨

「日本・ベトナム・シンガポール・インドネシア国際ワークショップ」(「移住労働者と連帯する全国ネットワーク」との共催)

日時:2008年1月12日
場所:東京・文京区シビックセンター内 スカイホール

開催案内ポスター